どことなく懐かしい感じの漂う空間 ・・・ 和。
レトロなデザインの家
私たちのDNAにきざまれているからでしょうか?
純和風ではないけれど、モダンというわけでもない、家づくりはロマンだ!
というお施主様の気持ちと 和 が融合したこの空間。
ざっくばらんに詰め込んだOpen収納!
生活感と、和浪漫も感じられます。
180㎜幅のオーク
幅広オークの床材に、タイルのカウンターキッチン。
建具をフルオープンにすることでリビングと和室が一つの空間に。
古材を生かす
梁や鴨居には、80年物の古民家に使われていた古材を再利用。
古材についた傷をみては、昔の暮らしを想像したりして・・・暇つぶしのお供にも最適。
じっと眺めていると、当時、この梁を刻んだ 職人の姿が目の前に広がるようで、
ノスタルジックな気分にさせてくれる梁でもあります。
外国風
シンプルランドリースタイル。
外国風の台のみの洗面台を設置。
壁にはオープンのニッチを。籠や箱で収納スタイルをカスタムして使います。
何とも言えない柔らかい感触が素足に優しいです。
レトロなデザインの家
ランドリーからキッチンへ繋がる秘密の扉を設置。
H1500の小さな入口なので、くぐって通るような場所ですが、キッチンからもリビングからも行き来できるため、日々の家事を楽にしてくれます。
オリジナルキッチン
キッチン台と 背面収納は 既製品ではなくオリジナルのモノです。
天板は大きいタイルを貼り、シンクはカラーステンレスをはめ込み、オーブンレンジも組み込みました。
お施主様によって、食洗器を組み込む場合もありますが、今回はあまり使わないとのことでつけませんでした。
収納は板のみのオープン棚。
壁面は キッチンパネルではなくレンガ調タイルをはって、アンティークな雰囲気を醸し出します。
レトロなデザインの家
スキップフロアの和室
風の通り道にもなっているため、夏は一番涼しい場所になっています。さらに畳のいぐさの香りとオリーブ色の壁が、心の疲れを癒してくれるようです。
和の雰囲気が、1階と2階とを和やかに繋いでくれる空間になっています。
さらに、
吹抜けにある手摺は、こんな使い方もできますね! インナーテラスのような役割。2Way仕様。
廊下も部屋に早変わり。
黒い塗り壁
玄関の大きな軒の下には、お施主様の大好きな多肉植物を。黒の塗り壁、渋いです。
床タイルは一般的な300角ではなく大きなタイルを使用することで、スッキリとしたイメージに。
これもまたちょっと錆色の混ざったようなタイルで、アンティークな雰囲気を演出。
角を納めるのはボーダーのレトロなタイルで。
少しの量でも、デザインにアクセントをあたえてくれるタイルたち。
ファッションでいうところのピアスみたいな感覚で、空間を引き締めてくれます。
静岡でレトロなデザインの家造り カフェスタイルで造る家
レトロなデザインの家
レトロなデザインの家
リメイク
玄関の戸に使われている無垢板は、もともとテーブルとして使われていたものをリメイクしました。
真っ黒な傷だらけのテーブルでしたが、職人の手削りにより、玄関扉へとうまれかわり、
また新たな人生いや木生 とでもいいましょうか?
・・・はじまっています。
正面外壁は木板張り。屋根はエンジ色の瓦に、黒の塗り壁を合わせることで、レトロな色合いに。
大正ロマンを彷彿とさせるカラーに、平成の時代に造る和のデザイン。
和浪漫。
編み張り
この板を編んだような張り方は 中島みゆきさんの 糸 という歌をモチーフにしたデザイン張りです。
縦の糸はあなた、横の糸は私
織りなす布はいつか誰かの傷をかばうかもしれない
この詩の思いを込めて、編張りで表現しました。
Ua値0.6 の、省エネ住宅。
第三者機関による、住宅の省エネ性能評価「BELS」の
最高等級 ★★★★★ を獲得しています。