海辺のいちご畑
cafeいちご畑
静岡・久能山東照宮のふもと、 早川農園&cafeいちご畑様。
ピンクの外壁と薄緑色の屋根は、まるでいちごそのもののような愛らしいデザイン。
アクセントに白を効かせ、ピンク・白・ウグイス色の三色で優しくまとめました。

2階のカフェスペースは、窓辺に景色を独り占めできる特等席のカウンターを備え、木の梁が温もりを添える落ち着いた空間です。
さらに、海を望む開放的なテラス席が、訪れる人の心を解きほぐします。
甘くやさしい時間が静かに流れる、特別なひとときを過ごせる場所に仕上がりました。
cafeいちご畑
2階 caffeスペース

私だけの海を眺めながら



cafeいちご畑
パフェのグラスの形をしたカウンターテーブル
造作のカウンターテーブルには、思わず笑みがこぼれる仕掛けを。
脚のデザインは、パフェグラスがモチーフに。
甘いスイーツをのせるパフェカウンター、空間に甘酸っぱい思い出を添え、
カフェの世界観をより愛らしく演出しています。

久能山東照宮の長い石段

cafeいちご畑
久能山東照宮の長い石段をイメージし、店内の階段をデザイン。
2階席を“0段目”として、1階に向かうにつれ「−20段」と下っていく、さりげない遊び心を忍ばせました。
段板には、建て替え前の店舗で長く時を刻んできた梁を再利用。
厚みのある木材が、オリジナルの階段として新しい命を得ています。
少し手間のかかる制作でしたが、そんな苦労もこの階段の味わいのひとつです。


久能山東照宮の石段は、1159段。
「いち・いち・ご・くろうさん」という、語呂合わせでも知られています。
ここ、カフェいちご畑には、その物語に寄り添う“幻の20段”が。
のぼりきった先には、海を望むカフェスペースが待っています。
ちょっと一息つきながら、甘いご褒美をどうぞ。
cafeいちご畑




1階 物販スペース
物販スペースは、木のぬくもりと無機質なコンクリート、そしてインダストリアルな照明が織りなす、甘さとクールさが同居する空間。
いちごの可愛らしさを、ちょっと大人な表情で引き立てています。



木口のオリジナルカウンター
木の小口をアクセントに取り入れた、オリジナル造作のレジカウンター。
素朴な木の表情と、すっきりとしたフォルムが織りなす、世界に一つの特別な一台。

海と いちごと 階段と
海の香り、甘くみずみずしいイチゴの香り、そして重なり合う歴史の香り。
そのすべてをひとつの空間で感じられる場所―― cafe いちご畑。
近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びいただき、幻の階段(非公認)もお楽しみください。
早川農園&cafeいちご畑様


静岡・店舗設計施工・杉江建設