構造・耐震・制震、そして「良い家」とは
在来軸組み 静岡で家を建てる
組むことで強くなる——在来軸組工法
私たちが採用しているのは、日本の伝統的な木造在来軸組工法です。木を刻み、継手をつくり、組み合わせて構造を形づくっていくこの工法は、古くから受け継がれてきた技術。そこに現代の耐震・制震技術を融合させることで、「伝統」と「いま」の両方を兼ね備えた、安心で丈夫な構造をつくりあげます。
木材は世界中で建築に使われてきた材料です。鉄や石に比べて軽く、扱いやすく、それでいて驚くほど強い——まさに不思議で優れた素材なのです。
在来軸組み工法で建てる静岡の工務店
木を活かす構造美
在来軸組み 静岡で家を建てる
土台には檜を使用。白蟻対策として防蟻処理を施し、基礎にしっかりと緊結します。
柱は杉、梁には米松。プレカット加工を基本とし、複雑な曲線や大きな梁など、機械では難しい部分は大工の手刻みで対応します。 静岡県産材、市産材をふんだんに利用した家づくり。
基礎コンクリートには、鉄筋を細かく配し、粘り強く安定感のある構造に。

一日で組み上がる「建舞」
在来軸組み 静岡で家を建てる
家の骨組みを一日で組み上げる「建舞(たてまい)」は、何度見ても感動的な瞬間です。かつてはご近所総出で行われていた建前も、今では約10人の職人たちの手で、丁寧に効率よく組み上げられていきます。

耐震
在来軸組み 静岡で家を建てる
耐震等級2~3を標準設計。これは、建築基準法の定める耐力の約1.25~1.5倍に相当します。
外周は耐力面材パネルで覆い、内部には筋交いを組み合わせたハイブリッド構造で耐震性能を強化。
**制震ダンパー(MER SYSTEM)**もご希望に応じて設置。地震の衝撃を吸収し、建物へのダメージを軽減します。
高性能グラスウールで叶える、快適で長持ちする家
在来軸組み 静岡で家を建てる
断熱材の性能は、素材そのものの品質だけでなく、「施工の精度」で大きく変わります。
特にグラスウールは、隙間や圧縮があると性能が半減してしまうため、正しい知識と確かな技術が必要です。
当社では、グラスウールマイスターの資格を持つ職人が、一枚一枚丁寧に施工。
柱や配管まわりの細かな部分までしっかりと断熱材を充填し、気密性と断熱性を最大限に引き出します。
高性能グラスウールは、
- 優れた断熱性で一年中快適な室温を保つ
- 結露を防ぎ、家の耐久性を高める
- 不燃性で火災時にも安心
- コストパフォーマンスが高く、長期的に経済的
適切に施工されたグラスウールは、長期間にわたってその性能を維持し、快適で安心な暮らしを支えます。
「いい素材」と「確かな施工」、その両方が揃ってこそ、本物の断熱性能が生まれます。
グラスウール断熱材を丁寧に壁に入れている工程 sugie movie
良い家とは、見えない部分まで美しい家
在来軸組み 静岡で家を建てる
家の良し悪しは、見た目だけでは語れません。美しいデザインを支えるのは、しっかりとした構造のバランスです。
柱の位置、梁のかけ方、耐力壁の配置、窓の位置——それらを間取りと同時に考えながら、構造そのものにも「美しさ」を宿していく。
内面と外見が調和した家。
それが、暮らしの中で長く優しく包み込んでくれる「良い家」だと、私たちは考えています。
長期優良住宅
在来軸組み 静岡で家を建てる
長期優良住宅とは、長く快適に、安全に住み続けられる性能を備えた家のことです。
耐震性・耐久性・省エネルギー性など、国が定めた厳しい基準を満たし、きちんとメンテナンスをしながら世代を超えて受け継げるように設計されています。
たとえば、
- 地震に強い構造で家族を守る
- 劣化しにくい素材・工法で長持ちする
- 断熱・省エネ性能で一年中快適&光熱費を削減
- 将来のリフォームや間取り変更がしやすい設計
これらの基準をクリアすることで、資産価値が長く保たれ、税制優遇や住宅ローンの優遇などのメリットも受けられます。
「長く住み続けられる家」を最初からきちんとつくることは、家族の安心と暮らしの質を守るだけでなく、廃材や建て替えを減らし、地球環境にもやさしい選択です。