家は 年数と共に 変化していきます。
材料の経年劣化 暮らす人の 変化 趣味嗜好の変化、それらに伴い
なにを どう変えるかが 決まってきます。
↓ Before
今回の ご依頼内容は、家族構成が変わってきて 車の台数も増えてきたため
庭スペースを減らして 駐車スペースを もっと確保したい。
ということでしたので、今回は 外構を全てやり直すことにしました。
まず 既存の土間コンクリート 他 ブロック塀を 解体撤去します。
石垣はまだまだ使えそうですし この不揃いの形が、いい雰囲気をかもしだしてくれるので
少し補強と 補修をして再利用することにします。
表面を水洗いして 隙間の目地を 補修し、きれいに なりました。
石はこれから先も石なので まだまだ現役ですね。
石垣の上に化粧ブロックを積み
フェンスは 今回は木目調のアルミフェンスを使います。
写真だとまったくもって木に見えますが、アルミです。
木のメンテナンスが苦手な方には、アルミのフェンスをお勧めしています。
木の古びていく感じがお好きな方には 木製でつくることもあります。
下が 他現場の木製フェンスです。
木製のものは、こまめにお手入れしていただくことで寿命がながくなりますので、お手入れは必須ですね。
駐車スペースにバスケットゴールを設置
↓は バスケットゴールを 設置しているところです。
柱を設置しているところです。
完成
このゴールは 高さも簡単に変えられるほか、アームの向きとボードの向きもかえられるため
いろんな場所に設置して 使うことができます。
バスケの本場 アメリカのように 日本は 住宅の敷地が広くないため
このゴールであれば、スペースが少ない場所でも設置OK。
バスケットを エンジョイできますね。
↓は 木の移植です。
もともと 庭に植えてあった木を 一時保管しておき、完成とともに 移植します。
庭スペースも、すべてなくすのではなく
少し小さくなって うまれかわりました。
ブロックには お子様たちが ビー玉で
デコレーションしてくれています。
並べるだけだから簡単と思いきや
単純なほど難しい。
オリジナルの
綺麗な柄が 完成しました。
今回
駐車場の間口を 1.5メートル広くしたので
車が楽に出入りすることができます。
道路と 建物地盤 に 70センチ程落差があるので
勾配の取り方が難しい外構でした。
急すぎると 車のバンパーがすってしまうおそれもありますし
緩すぎると 道路との境に大きな段差ができてしまう。
バスケットゴールを設置したため
平らな部分もなるべく広く必要。
これらを両方絶妙なバランスで 実現する為、
高さ設定は試行錯誤しました。
結果 その両方を 絶妙なバランスで 実現することができたと思います。
写真ではわからないのが 残念なのですが、
ほんのりと 丸みをおびた 高低差をつなげる 坂道に
職人の 腕っぷし を感じられる そんな外構です。
非常にマニアックな 部分ですが、
そういった マニアックな部分の積み重ねが
良いものに なっていくのだと思います。